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胃拡張(いかくちょう)
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胃拡張とは、胃壁の緊張低下が起こり胃内容物を十二指腸に流れなくなり、胃全体がおおきく拡張した状態の事を指します。病気として定義されているものではない為、胃の大きさなどで診断することはありません。胃拡張である場合には胃が下がった状態(胃下垂と似た状態)となり、食欲が低下することがありますが胃拡張そのものが害になるわけではないので治療する必要はありません。食べすぎで胃が重い、もたれると胃拡張になるなどの俗説がありますが、食べすぎの場合には胃拡張よりも食べすぎによる過剰カロリーの摂取により糖尿病や高脂血症などの発症を懸念するべきでしょう。
腹部の手術や外傷、急性膵炎、糖尿病などによって急性胃拡張を発症させることもありますが、こちらは胃の中のものを十二指腸に押し出すことができなくなるため吐き気や嘔吐をおこします。健康な方が急性胃拡張になることはありません。胃袋が拡張することによって他の臓器を圧迫し臓器や呼吸が障害されて死亡に至ることもあるために胃の出口部分の切除や、内容物を取り出す手術を行うこともあります。
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